222: 本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 15:03:45.03 ID:MwAN7rPy0
末期がん患者の日記
私の先輩が看護師として勤めている病院であったこと
先輩のチームの受け持ち患者だった末期がんの初老の女性が急変し,亡くなった。
社交的で明るく,ナースや同室の患者とも仲良くやっている,感じのいい人だった
身よりのない人で,先輩が私物の整理をしていると,一冊のメモ帳が出てきた。
なんの気なしにパラパラめくると,日々の日記や,病院食の献立,
見たいテレビ番組のメモ等,他愛のないものだった。
「きょうは看護師の××(先輩の名前)さんと散歩に出かけた。相変わらずやさしい人。私の話もよく聞いてくれて,心が晴れた。噴水もきれいだった。」
等と言う記述があり,先輩は少しほろりと来たとか。
しかし,亡くなる前日の内容を見て,先輩は戦慄した。.
それまで黒のボールペン一色だったメモ帳が,そのページだけ赤や青などの色が使われている。
字体は汚く,字の大きさにまるで一貫性が無い。
「××(先輩のフルネーム)は以前から私の事をきらっていたようだが,最近は露骨になってきた。
注射はわざと痛くするし,体を拭くのも雑で乱暴だ。もう我慢できない。
薬の中身も先生にばれないようにこっそり変えている。
私にはわかる。いつも薄笑いで馬鹿にしている。許さない
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
想像の中で何度も練習した。きっと成功する。明日やる。血を取りにきたとき,
首を刺してそのまま横に裂く。これを書いているだけで心が晴れる。今夜は眠れそうにない。」
先輩は同室にいる同僚や患者に動揺を隠すのが精いっぱいでその後どう動いたかはおぼえていないとか。
メモはすぐにゴミ箱に捨てた。
しかし、ベッド交換を行った同僚がベッドと壁の隙間の死角からハサミを見つけた。
特に誰も気にはとめなかった。先輩以外は。
先輩は本気で退職を考えたが,思い留まった。
少なくともこの部屋には二度と立ち入りたくない,と体調不良を理由に転科を申出て,病棟業務から外れた。
先輩は当たり前だが,邪険に接したことなどないし,むしろ自分には心を開いてくれているように思っていた。
恨まれる心当たりはまるでない。
今でも思い出すと全身の毛が逆立つようだ,と言っていた。
225: 弟から聞いた話 1:2011/06/02(木) 15:38:30.88 ID:RW5f4l8G0
弟から聞いた話
弟と先週、実家で会ったときに聞いた話。
私の弟は今年春まで、勤務先から電車で20分くらいの場所にあるアパートに住んでいたが、
契約が切れるのを機会に引っ越すことにした。
元のアパートの家賃は場所の割に大変安く、なかなか同じ条件の物件はなかった。
弟が、不動産屋へ向かうため駅の反対側にある商店街へ向かって、ぶらついていると
「空室あり」の張り紙があるアパートを見つけた。
駅から徒歩6~7分。3階建ての2階。張り紙を読むと元のアパートより1部屋多く、
綺麗なのだが、家賃はほぼ一緒である。
正直言ってその広さ、築年数でその家賃は場所的に破格であった。
226: 弟から聞いた話 2:2011/06/02(木) 15:41:49.41 ID:RW5f4l8G0
連絡先には不動産屋の名前ではなく、個人名と連絡先が書いてあった。
電話を架けると自分が大家であるというので、早速会いに行ったという。
大家の家はアパートから歩いて10分程のところにあった。
大家はかなり高齢の女性で、聞けばいつでも入居可能だという。
ただ大家は一つだけ条件を付けた。
「女性を住まわせないこと」
というよりは「男女の同居」が不可なのだという。
弟に彼女がいるが、一緒に住む予定はない。
弟が、遊びに来るくらいはいいんですか、と聞くと、
それは構わないが住むのは絶対に駄目だ、と念を押された。
その条件は他の部屋も同じのはずだ。夜中に子どもの泣き声なんかに
悩まされることもないな、と思った。
その駅周辺の雰囲気自体が気に入ってたのこともあり、弟は入居を決めたのだという。
228: 弟から聞いた話 3:2011/06/02(木) 15:43:56.09 ID:RW5f4l8G0
ところが、引越してから気づいた。
部屋の押入れを開けると、天板の隅に御札が貼ってあったのだ。
真四角の、手のひらくらい小さな御札。判読不明の字が、円形に朱で書かれている。
内覧のときには気付かなかったのだが、引越の後片付けをしていて、初めて気が付いたという。
不気味ではあるが、剥す勇気もなくそのままにした。
そして引越しから1週間たった頃、夜の11時過ぎにチャイムが鳴った。
だれだろうとインターホンを取ると女性である。
3階の住人だという。
何か苦情か、と身構えて弟はドアを開けた。
229: 弟から聞いた話 4:2011/06/02(木) 15:46:06.95 ID:RW5f4l8G0
「あの、夜分すいません。3階の○○といいますが、ちょっとお尋ねしていいですか?」
その女性を見るのは始めてだったが、見ると夜目にも顔が青い。いや蒼白である。
何かに怯えているのか、おどおどしてるっていうかそんな感じだった、という。
「何でしょうか」
「突然、こんな時間に失礼なお話なんですけど、お一人で住んでいるんですよね?」
「えっ?そうですけど」
「女性は住んでいませんよね」
「そうですけど、なんなんですか?」
余りに唐突である。第一、初対面の人間に聞く話ではない。
時間も時間ですこしムッとした。
たぶん表情に出たのだろう、女性は
「あ、すいません。ゴメンなさい」
といって部屋へと戻っていった。
その時、女性が小さく「隣かぁ」とつぶやいたのが聞こえたという。
230: 弟から聞いた話 5:2011/06/02(木) 15:48:50.88 ID:RW5f4l8G0
それから何週間かしたある日、隣の部屋が突然、引越し、空室になった。
隣には女性が住んでいたのだが、たまに来る程度だった彼氏らしき男性を
毎日、朝に見かけるようになった直後のことだったという。
隣が引越をした翌日、ごみ捨て場には、隣の部屋から出たと思われる
大量のゴミが置いてある。
ふと、目をやって息を呑んだ。
大量の御札であった。
それはコンビニの袋に入れて捨てられていた。
ところが、そんな詰め込まれているように見えない袋が裂けて
御札がにゅっ、と飛び出している。
弟は、怖くなってよくは見ていないが、その全てが二つに破かれていたと思う、と言った。
弟自身の部屋に何かが起こった訳ではなく、
隣と、階上の部屋に何が起こったのかは分からないという。
ただその後、休日などに、尋ねてきた3階の女性を見かけることがあるが、
その顔は、夜に尋ねてきた人間と同一人物だとは思えないほど血色のいい
元気そうな顔なんだ、と弟は話した。
以 上
231: 本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 15:52:23.29 ID:TWeH5obd0
弟には女性を住まわせない事と条件を出しているのに、
隣室と階上には住んでる(た)のが謎だな
232: ロザリー ◆clEmatisZQ :2011/06/02(木) 16:03:20.09 ID:3J42eGIZO
女性が住むのはいいけど男女の同居は駄目なんでしょ
235: 本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 17:06:10.16 ID:agV42d8J0
続・ドルフィンリング
前スレでドルフィンリングの話を書いた者ですが、今日用事があって姉と電話したので
AさんとBさんについて、聞きづらかったけど聞いてみました。
姉はその話が嫌らしく渋ってましたが、
聞き出せのは『なぜ親が例の私がひとりでにBさんの所業を暴露した後、Aさんに感謝しろ』と
言ったのかという質問の回答だけでした。
姉曰く「A君は地元の方言とそっくりな方言だけど、地味に違った言い回しがあって
特徴的だったからそれで親もわかったんじゃないか」とのことです。
なんだが拍子抜けしてしまいましたが、確かに私もあの日の夜は寝るまでその指輪を貰った
事をを親に話してたのでなんとなく察してくれたんじゃないでしょうか。
そしてこれはBさんのことと関係があるのかはわかりませんが、知らなかったけどうちの家族
(両親と姉と弟妹)たちは私以外「わかる人・見える人・呼ぶ&呼ばれる人」らしいです。
そのことを聞いて、私は『あぁ、だから私は実家に住めなくなっちゃったのかな?』っと納得して
「私はなんで違うのかな?」っと聞いたところ、
姉は「Cも昔はそれなりに「わかる人」だったのに私(姉)がぐれ始めたころから鈍化していった。
私が拾ってきたり持って帰ってたモノを感じちゃったのかは知らないけど、
あんたはどんどんそういうのを閉じていってしまいにはわからくなったんじゃない?」と言ってました。
そういう感覚って簡単に蓋みたいに閉じれるのかは疑問ですけど、実際私はちょいちょい死体を
見つけたりはしますけど特に何も変なことは起きてないのでそんなものなんだと思います。
指輪が熱くなるのはたいていお盆の時期(Bさんの時期)ですし。
以上、なんでもない話で恐縮ですが前スレで疑問があったようなので書き込んでおきます。
252: 本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 20:20:59.23 ID:kY6rpza10
>>235
・報告者の口を使ってBを撃退したのはリングをくれたA
・報告者の家族は霊感家系
事故で意識不明になったAが幽体離脱でもして助けたのか
270: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:01:31.47 ID:S6v1AieoO
神へ嫁入り
酔っ払ってるし携帯からで文がおかしくてすまん。
合コンでひょんなことから改名の話になったんだが
偶然そのメンツに改名をしたことがある奴が二人いたんだ。
一人は勝手にお祖父さんだかに届けを出されてキレた親が改名手続きをした。
もう一人は地元の山の神さまに嫁いでそれまでの名前が使えなくなったから。
因みに後者が自分。
これ私の地元じゃ割と普通だったんだけど(私と同時期に改名したこいるし)、
今回のメンツははじめて聞く話だってドン引きされた。
地元のマイナーなお祭りだからってごまかしたけどさ。
何が死ぬ程怖いって明日から変な噂がたちそうなのがこわいよ。
273: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:08:14.23 ID:nMQk5a4I0
>>270
風習があったとしても、普通簡易化するか廃れるもので
実際に改名まで行く事はやはり珍しい
276: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:26:21.20 ID:Uy0rRjbnO
>>273
なんかしらんが嫁さん候補の子はみんなナントカ姫っていう恥ずかしい名前だったよ。
嫁ぐ時期とか世代的は神さまの気分しだいらしくてランダムだから
バアちゃんの子供の頃は毎年あった時もあったんだってさ。
272: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:07:48.37 ID:Z5E5Gn7UO
山の神様に嫁ぐって…具体的に何するの??
276: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:26:21.20 ID:Uy0rRjbnO
>>272
具体的にって言われると特に何もない。
別にイケニエになる訳じゃないし、ただその山に関係する職種の家(うちは林業やってる)から
産まれた娘さんが幼稚園くらいの時に形だけ嫁ぐ。
神さまが気に入った嫁さんは第一婦人みたいに何度もそれに参加させられる。
私も中3まで出てたんだが、何でか嫁さんやってる間は初潮が来なくてそれが一番怖かった。
277: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:31:29.25 ID:nMQk5a4I0
神様の気分はお告げでも聞くのか
278: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:40:52.68 ID:Uy0rRjbnO
お告げっていうか迎えみたいなのが来る。
だいたい山開きの前くらいに幹事っていうか取り仕切ってる神主さん所にオツカイとかいうのが来る。
嫁さんに選ばれたこの家には鹿とかフクロウがうろつくんだけど
ジジババが言うには介添人みたいなんだって。
281: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:51:54.31 ID:nMQk5a4I0
その種の嫁入り儀式は割と普通
大抵は形骸化しているが
この場合は本質部分が消えることなく受け継がれているように見える
282: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:57:05.28 ID:174ayPT20
ID:Uy0rRjbnOさんの家には何の介添人が来たの?
改名ってその時点でして(~姫)、更にお役御免になった時に改名したってこと?
それとも元の名前に戻っただけ?
283: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:58:28.37 ID:174ayPT20
あ、すまん
候補の時点で~姫ってことは、それが生まれた時からの名前なんだね
ってことは、候補のまま選ばれなかった子は、改名の必要もなく、ずっと~姫?
294: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:13:38.02 ID:Uy0rRjbnO
眠くて安価出来なくてごめん。
オツカイってのは何かは知らないんだ。
神主さんの家の秘密なんだって言われてたし。
ナントカ姫ってのは嫁候補の家に娘が生まれるとだいたいその名前をつけられる。
でも親位から実生活に困るからって戸籍上はミキとかユキとか普通っぽい名前になってた。
ただ、正式?にはナンタラカンタラヒメみたいな名前でだいたい頭の漢字とか音に姫ってつけてた。
あと、あくまで嫁さん候補の家は代々その山から生活の糧を貰ってる家系ってのが重要らしい。
だから家業畳んでよその土地に行ったりもする家もあったってさ。
だからこのあたり普通に古くからあるお祭りとかお祝い事感覚だったよ。
299: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:17:58.04 ID:nMQk5a4I0
>>294
最初から名を使い分けているのに改名とは何の話?
320: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:36:20.88 ID:Uy0rRjbnO
>>299
嫁達の名前は真名っていうか使い分けの名前込みで
「神さまの嫁になる娘」って意味があったから、改名した。
神さまの嫁じゃなくなった時点で俗世に帰るから改めてこっち用の名前にするんだってさ。
じゃないと余所の土地だか家だかの神さまにメシアゲ
(神さまでも再婚でもいいのかはしらん)されるとか言われた。
あと嫁さん候補で選ばれなかった娘さんは改名しなかったけど、
ナンタラカンタラヒメって名前は山に返すとか言ってた。
326: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:47:46.95 ID:nMQk5a4I0
>>320
戸籍上の一般名も特殊な意味があり
嫁に選ばれた経験を持つ人間は抜けるためにそれも改名する
でおK?
332: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:01:21.11 ID:Uy0rRjbnO
>>326
そう、そんな感じ。
あとはリアル誘拐予防。
山神さまの嫁ってだけで昔は存在に付加価値がついちゃってたらしく、
バアちゃんやその位の世代の嫁たちがそれで拉致られたことがあったんだって。
バアちゃんはオハシラ?オバシラ?だかの家に騙されて連れてかれたらしいよ。
334: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:05:29.16 ID:nMQk5a4I0
>>332
オハシラ=御柱?
それは家の名前なのか
336: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:26:56.77 ID:Uy0rRjbnO
>>334
オハシラは氏神さまみたいなのらしいよ。
バアちゃんはその家に騙されて嫁がされそうになったんだってさ。
しかし、バアちゃんその時まだ小学生くらいだったから色んな意味でヤバかったらしい…
340: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:46:22.95 ID:MpGIZmPfO
>>336
凄い面白い。
不謹慎なこと言うようだけど、貴女が将門の首塚みたいな
日本屈指のヤバい心霊スポットとか、このスレの話で出てくるようなとこに行くとどうなるのかな…
やっぱ神様の守りが勝つんだろうか。
あ、危ないからやらないでねw
341: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:49:50.06 ID:174ayPT20
>>336
㌧
いや、その2番目と3番目は、ありがたいご利益ですよね
拉致だの望まぬ結婚は、そういったご利益目当てっぽいですね
でもそんなことをして、逆に一生守っているらしい神様の逆鱗には触れないんだろうか…
なんとなく、家系スレの狐の子孫の話を思い出した
こちらも拉致監禁とか凄かったそうなので
333: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:03:34.10 ID:174ayPT20
>>320
㌧
名前だけ見ても、神様のお嫁さんに選ばれるといろいろ大変だね
お嫁さんの期間、何かいいことあるの?
それと、お役御免のサインなんかもあるのかな?
336: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:26:56.77 ID:Uy0rRjbnO
>>333
良いことは嫁入りの時の着物がキレイで嬉しかった事が一番かな。
あとはその山では身内の事故がない事
(林業やってると怪我が多いけど血が流れる怪我がほとんどない)とかそのくらい。
自称霊感のある子からは「一生悪いものに憑かれない位守られてる」とか言われたけど実感はない。
物質的な良いことは殆どなかったけど(笑)
デメリットは嫁はいくつになっても初潮が来ない(生理が来ると完全にこっち側の存在になるんだって)とか、
改名の手続きとか。
あと昔はさっきも書いたみたいに、存在に付加価値がついちゃって拉致だの望まない縁談があったくらい。
337: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:30:37.23 ID:nMQk5a4I0
だからオハシラは家の名前ではなく御柱だと思うが
つまりはお家繁栄の道具
338: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:35:22.71 ID:D+8y7wvQ0
そういえば以前風習で戸籍をいじるって話があったな
339: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:36:25.92 ID:Uy0rRjbnO
そうなんだ、あまり深く知らないから奉ってるって聞いてそんなものかと思ってたよ。
明日バアちゃんに聞いてみるね。
343: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:54:29.06 ID:nMQk5a4I0
戸籍名+「××姫」=真名
嫁入り経験した娘は縁切り改名
がルール
289: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:05:29.87 ID:xWKaZupy0
おしまい
当時の俺は、以前から病気持ちだった妻に転移がみつかり
度重なる「入院→手術」で気持ち的にも金銭的にも余裕がなく
家庭事情に理解のあった上司も移動になってしまい
本当に追い詰められていた
今にしてみたら病んでいただけなのかもしれない
この半年間で俺におきた出来事を書いてみる
291: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:09:31.80 ID:xWKaZupy0
看病で休みがちな俺に、新上司は容赦がなかった
名指しで罵倒され、業務上の会話すら拒否、休職願いは握りつぶされた
同僚は同情してくれはしたが、やはり上司には逆らえない
帰れば帰ったで請求書や保険会社への書類など嫌な事しかない
病院にいけば妻は弱気で「自分が死んだらいい人見つけてね」とか言い出す…
もうね、ほんと生き地獄ってのは底がないなw
293: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:12:53.53 ID:xWKaZupy0
そんなある日、俺は病院で財布を拾う
ずっしりと重い長財布にはそこそこの大金が入っていて
余裕のない俺にはとんでもなく魅力的に見えたが
非常に気になるものが挟んであった
いわゆる「お札」というものだ
298: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:17:51.90 ID:xWKaZupy0
病院という場所柄、お守りみたいなものかな?と思う反面
お札なんて直接財布に入れるものなのか?とおかしくも感じる
そもそもお札って折り曲げてもいい物なのか妙に気になったのを覚えている
ちなみに恥ずかしながら、財布は自宅に持って帰ってしまった orz
警察に届けようか、これだけあれば何日分のベッド使用料になるか
その時の俺は本気で悩んでいた
304: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:20:40.84 ID:xWKaZupy0
翌日の仕事帰り、俺は駅のベンチで自問自答していた
俺けっこう頑張ってるんだけどな…
妻を見捨てて毎日出社すれば上司は挨拶を返してくれるのかな…
たしかそんな最低なことを考えていたと思う
俯いて帰らない理由を考えていると
「そうだな おまえは良くやってるよ」
ベンチの前に立っていた人が俺に声をかけてきた
306: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:25:09.40 ID:xWKaZupy0
うはw俺声にだしてたのかwwと顔を上げると
そこには誰もいない…俯いていたとはいえ、コートが見えてたんだけど…
自分で病んでるなーと思いつつも、なんだかうれしかったw
幻聴でも認めてもらったのは久しぶりだったしw
気分的なものなのか、最近は家に帰ると森の匂い的な香りがして
落ち込んでいた俺の豆腐メンタルも癒される
明日も頑張ろう そう思えた
308: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:27:43.33 ID:xWKaZupy0
不思議なことに俺が落ち込むと、時々幻聴は俺を励ましてくれた
病んでた俺は「そんなこともある」程度に考えていたけど
幻聴は徐々におかしな方向に変わっていった
313: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:32:31.38 ID:xWKaZupy0
「もう充分頑張ったんじゃないか?」
自転車の信号待ちに幻聴が聞こえた
え?と思ったときにはもう「はい おしまい」
と後ろから突き飛ばされた
321: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:37:53.62 ID:xWKaZupy0
慌てて急ブレーキ!狂ったようにクラクションで威嚇するDQNカー
呆然とする周囲の人たちと俺
何がなんだかわからない俺は、その場を謝り倒して家へ逃げ帰った
あれ?俺突き飛ばされたよな?とか考えているうちに寝ちまったんだけど
夜中に猛烈な生臭さを感じて目が覚めた
325: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:44:13.18 ID:xWKaZupy0
目が覚めるほどの生臭さってちょっとないぜ?
なんだこの臭い?と周囲を見回して、ふと財布とお札の事が頭に浮かんだ
あーどうしようかな…やっぱ届けないとまずいよなぁ
そんなこと考えてたら朝になってた
330: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:55:07.89 ID:xWKaZupy0
翌日やっぱり考え直して財布は警察に届けた
案の定、財布は酷い臭いがしていたけど警官はけろっとしていて
中身を確認して調書?を作成していく…
お札をなんて書くのかな?と見ていると普通に「金○○万円」「他札1枚」と記載されていた
331: 本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:57:58.74 ID:xWKaZupy0
気持ち悪い出来事や幻聴は、それ以来収まったんだけど
妻の病状がやけに良くないみたい…進行が妙に早いって先生に言われた…
職場も業績良くないし、どうにも「おしまい」ってのが気になるんだよね
俺の悩みはどうおしまいを迎えるんだろうと不安でしょうがない
忍法帖 etc で細切れでごめんなー
905: 本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日) 23:48:31.22 ID:da2rBiWM0
老婆
高校に入学したてのちょうど今頃の時期
野球部の朝練で5時には家を出なければいけなかった。
家を出てちょっと歩くと女の子が顔をうずめて座ってる。
お下げ髪でピンクのワンピースに赤い靴
見た感じ7,8歳くらいかな?
こんな時間にどうしたんだろうとは思ったけど
急いでたし、スルーしようと思ったら泣き声が聞こえた。
なんかちょっと変な声
これをスルーしては高校球児の名がすたる。
どうしたの?と声をかけると女の子が顔を上げた。
いや、女の子ではなかった。70過ぎくらいのおばあちゃん。
身長が100センチ?くらいしかない小さな老婆。
小人症なのかな?多分。ガリガリに痩せてて骨が痛い感じ。
髪が異様に黒くツヤツヤしてる。
906: 本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日) 23:49:34.76 ID:da2rBiWM0
うおって声出して驚いた。まぁ誰だって驚くでしょ?
もうテンパってその場を去ろうとするとその老婆が
「私いくつに見える?」って聞いてきた。
いくつも何もおばあちゃんやんけ。俺が答えられずにいると
「私、呪いをかけられて今はこんな姿だけど、
本当は12歳なの。王子様がキスしてくれると
呪いが解けるの。王子様・・・KISSして。」
まぁこんな人がいることは知識としては知ってたけど
目の当たりにすると心底驚くね。
ごめんなさいと言ってその場を離れて、しばらくして
後ろを振り向くと、老婆が追いかけてくる。
妙な歩き方なんだよ。早歩きだったのかもしれないけど。
下手なスキップみたいにな感じ。ピョコピョコって。
「おうじさま~」って。めちゃくちゃホラーだよ。
907: 本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日) 23:50:53.25 ID:da2rBiWM0
も~駅まで猛ダッシュ。学校についてからもそのことが頭から
離れなかったし、帰りにまたあったらどうしようって考えて帰りは
別の道を通った。お~、無事帰宅できた。と思ったら・・・いたよ。
家の前にいるよ。あの老婆が。もう夜8時過ぎだよ?
俺が近づくと「王子様・・・キスしてください。」ときたよ。
ちょっとホントになんなんだよこの人。
急いで家に入って鍵を閉める。あんた何もされなかった?
と母が玄関に来て聞いてくる。どうやら夕方ぐらいからずっと
家の前にいるらしい。マジっすか。
朝の出来事を母に話すと、お父さんに相談しましょうとのこと。
父が帰ってきて老婆のことを話すが、
何にもされてないんだろ?じゃあ、ほっとけよ。
908: 本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日) 23:53:46.60 ID:da2rBiWM0
翌朝。四時半起床。高校球児の朝は早い。
適当に御飯食べて、歯磨いて、顔洗って出発。
今日も元気にがんばるぞ~・・・老婆がいるよ・・・。
朝五時。家の前。老婆。昨日と同じ格好。スペアがあるのか?
「王子様。お願いです。キスしてください。」
やっぱり同じようなセリフ。カンベンしてください。
また駅まで猛ダッシュ。でもどうしよう。これいつまで続くんだろ?
警察に言おうか?でも何にもされてないし・・・
老婆にキスしてくれと付きまとわれる。う~ん、決定打にかけるな。
男女が逆ならどうだろう。
70過ぎの老人が小学生の格好で女子高生にキスしてと付きまとう。
あれ?逮捕だろこのジジィ。許せねぇよ。
910: 本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日) 23:55:08.44 ID:da2rBiWM0
でも僕は男なわけで・・・高校球児なわけで・・・
で、まぁまた帰宅するわけで・・・家の前に老婆がいるわけで・・・
同じセリフを言われるわけで・・・家に急いで入るわけで・・・
さぁ本当にどうしよう。母に相談。
明日の朝にもしいたら警察に相談しようということになった。
翌朝!四時半起床!高校球児の朝は早い!
適当に御飯食べて、歯磨いて、顔洗って出発。の前に窓から
家の前を見てみた。というか、まぁ起きてすぐ見たんだけど。
朝四時半!家の前!老婆!また同じ格好!スペアg(ry
母はまだ寝てたけど老婆がいることを伝えて出発。
玄関から猛ダッシュで老婆をスルー。
912: 老婆:2011/06/05(日) 23:56:41.30 ID:da2rBiWM0
また8時頃帰宅するとやっぱりいる。ちょっと話してみる。
本当に迷惑なんです。もうやめてください。
「お願いですからキスしてください。」・・・会話にならん。
母が警察に相談したらしいが、時は90年代。
ストーカーという言葉がまだ一般的ではない時代。
実害がない以上警察としてはどうすることもできないらしい。
たしかに実害はないので俺も母もほっとくことにした。
無視してればいつかいなくなるだろうし、なにかしてきても
高校球児の俺が70過ぎの小人症の老婆に負けるわけがない。
まぁ本当のこと言うと俺はかなりビビってたし
ガチの喧嘩になっても全く勝てる気がしなかった。
いやだってさ、もはや妖怪の域だよ。勝てるかよ。
913: 老婆:2011/06/05(日) 23:57:48.55 ID:da2rBiWM0
それから1週間ほど毎日同じ時間に老婆はうちの前にきて
同じセリフを俺に言う。「王子様。キスしてください。」
近所でもかなり話題になっていた。
ある日の帰宅時。やっぱり老婆はいる。
いつもどおり無視して家に入ろうとすると「話を聞いてください。」
いつもと少し違う。立ち止まって話を聞いてみることにする。
「私、呪いをかけられて今はこんなs(ry」いやそれは初めに聞いたよ。
「今日キスしてもらえないと、私、明日死ぬんです。」???
「王子様。お願いです。私にキスしてください。」えええええ!!!
マンガとかアニメなら
「ファーストキスをこんなお婆さんに捧げることになるなんて。とほほ。」
とか言ってキスしちゃうんだろうけど。いやアニメ見ないからしらんけど。
というか俺ファーストキスすでに経験してたけど。
914: 老婆:2011/06/05(日) 23:59:15.81 ID:da2rBiWM0
現実はそうはいかない。まぁ当たり前だけどさ。
ていうかキスしたが最期、王子様からダーリンに昇格する可能盛大だし。
朝五時。「ダーリン、おはようだっちゃ。」
夜八時。「ダーリン、おかえりだっちゃ。」
もうどうにもなんねぇ。もうどうにもなんねぇよ。
こうやってふざけて書いてるけど当時は本当に参ってて
その時感情が爆発した。
いいかげんにしろよクソババァ。
てめぇのせいでこっちは頭がおかしくなりそうなんだよ。
勝手に死ねよ。っていうか死んでくれよ。もう俺の前に現れないでくれ。
こんな感じのことを言ったと思う。
「そう。死ねって言うの。わかった。」
そう言って老婆は妙な歩き方で帰っていった。
917: 老婆:2011/06/06(月) 00:00:32.84 ID:da2rBiWM0
翌朝。四時半起床。高校球児の朝は早い。
適当に御飯食べて、歯磨いて、顔洗って出発。
老婆の姿はそこにはない。
帰りの時間にもいない。その翌日も老婆はいない。
あの日以来、老婆は来なくなった。
普通なら喜ぶべきことなんだけど俺は異様に不安だった。
もしかして老婆は本当に死んでしまったんではないか?
こんな事考えるほうがおかしいんだけど当時はそう思ってた。
あれだけしつこく来てたのに急に来なくなるのはおかしい。
かなりひどいことを言ってしまったし、もしかしたら・・・
毎日そんな事を考えていた。
919: 老婆:2011/06/06(月) 00:01:46.40 ID:da2rBiWM0
老婆が来なくなってから一週間ほど経ったある朝。
インターフォンの音が聞こえた。朝五時前である。
嫌な予感がして窓から玄関を見るがだれもいない。
またすぐインターフォンがなる。窓から玄関を見る・・・
老婆だ。あの老婆がいる。生きてたか。
玄関を開けてみると・・・誰もいない。逃げたか?
帰宅時。老婆はいない。母に今朝のことを話すと
母はインターフォンの音が聞こえなかったらしい。
まぁ寝てたんだからあたりまえだろう。
一応、翌朝は一緒に起きてくれることになった。
翌朝。朝御飯を食べているとインターフォンがなった。
急いで玄関を開けたがだれもいない。
母がびっくりしてどうしたのと聞いてくる。
母にはインターフォンの音が聞こえなかったらしい。
920: 老婆:2011/06/06(月) 00:03:08.04 ID:da2rBiWM0
いやいや絶対鳴った。でも母は鳴ってないという。??
どういう事だろう。まさか老婆の幽霊が・・・
その日はずっとそのことが頭から離れなかった。
帰ってきてからもなんだか嫌な感じがして夜寝付けずにいると
声が聞こえる。老婆の声。あのセリフ。
はじめは小さかったがだんだんはっきりと聞こえてきた。
どうしよう。体は動くけど動いたら何かが起こりそうで動けない。
とにかくじっとして朝を待った。声はいつの間にか聞こえなくなっていた。
母に話そうか?いや頭がおかしくなったと思われるな。
その日の夜、またあの声が聞こえた。起き上がり電気をつけようとすると
部屋の隅になにかいる。ピョコピョコと妙な足取りで近づいてくる。
まじかよ。布団をかぶり大声で叫んだ。
924: 老婆:2011/06/06(月) 00:05:08.48 ID:O0dnVqUE0
父と母が飛んできて、何があったのか聞いてくる。
ありのまま話すがやはり信じてくれない。
一人ではとても寝れないので父の部屋で一緒に寝ることにした。
父と一緒でも寝付くことができずにいると、またあの声が聞こえてきた。
もう勘弁してくれ。布団をかぶり、ごめんなさい、ごめんなさい・・・・
横で寝ている父がこれはもう尋常ではないと悟ったらしい。
翌日、学校を休み病院へ行くように父に言われた。精神科へ。
精神科って・・・俺を病気扱いですか。幽霊を見たら病気ですか。
かなり反抗したけどとにかく行くように言われ、母と一緒に
近くの総合病院の精神科へ行った。
行ったところでどうなるものでもない。
先生に今までのことをすべて話すと、PTSDと診断された。
925: 老婆:2011/06/06(月) 00:07:12.38 ID:O0dnVqUE0
老婆に対するストレスと老婆に対して言ってしまった言葉、
それにより老婆が死んでしまったと自分を責める気持ち。
それらによって幻覚を見聞きしていると言われた。
幻覚。そんなわけない。あんなにはっきり聞こえた。見えた。
あれが幻覚のわけがない。だから行ったところで無駄だといったんだ。
なんだか訳のわからない薬を貰って帰ってきた。
薬は一応飲んだがやはり老婆の声は聞こえる。
姿は見せないが声はよく聞こえる。学校は暫く休むことになった。
昼は母と一緒にテレビを見て、風呂は父と入り、トイレは開けてして、
寝るときは父と一緒に寝る。情けない高校球児だがどうしようもない。
一人になると絶対に聞こえる。
926: 老婆:2011/06/06(月) 00:08:37.83 ID:O0dnVqUE0
そんな日が10日ほど続いたある日、父があの老婆は
生きていると言ってきた。そんなわけがない。あの老婆は死んでいる。
そう言えば俺の幻覚が治るとでも思っているのだろう。
本当に生きている。会ってみるか?と父が言ってきた。
いやだ。絶対に会いたくない。というか生きてるわけがない。
車の中で見るだけならどうだ?というのでそれなら別に構わない。
翌朝、車で老婆の住んでる場所へ向かった。
老婆の住んでるところはかなり近くのアパートで、
その近くに車を止め老婆が出てくるのを待った。
昼頃になりようやく老婆がアパートから出てきた。
服装は違ったがたしかにあの老婆だった。
どういうことだ?じゃあの幽霊はなんなんだ?
927: 老婆:2011/06/06(月) 00:10:34.09 ID:O0dnVqUE0
「な。あの老婆は生きているんだよ。
おまえが見たり聞いたりしてるのは幽霊じゃないんだよ。
幻覚なんだよ。おまえがそれを認めないといつまでも
幻覚を見聞きすることになるんだ。
きちんと自分と向い合ってみよう。な。」
それから三日間、同じように老婆を見に行った。
老婆は生きてる。それは間違いない。
ということは幽霊は出ない。あれは幻覚・・・なのか。
病院にもきちんと通うようになり薬もきちんと飲んだ。
老婆の声は次第に聞こえなくなり、いつしか聞こえなくなった。
俺が聞いてた声、見た姿は幻覚だった。
928: 老婆:2011/06/06(月) 00:12:18.56 ID:O0dnVqUE0
まさかあれほどはっきりと聞こえるものとは思わなかった。
思い出すと当時の自分は明らかにおかしかった。
でも自分で自分のことをおかしいとは思えないんだよ。
自分は正しい。まわりがおかしい。
これくらいのことで、そこまでおかしくなるか?と思う人もいるかも
しれないけど、神経の細い人は案外簡単におかしくなっちゃう。
俺はあれ以来、幻覚は見ないし、聞こえない。
長々と失礼。
930: 本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月) 00:16:33.18 ID:vTgHqC370
>>928
面白かった。
幽霊は出ないけど、妙な緊迫感というのが伝わってきて
色んな意味で怖かったよ。
お疲れ様。
931: 本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月) 00:17:32.15 ID:Xyj5TaSx0
>>928
よかったなw
もうすべて忘れろ
934: 本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月) 00:34:43.46 ID:pybDtLa90
>>928
乙。
面白かったよ。
もしかしたら、ほとんどの幽霊はそんなものかも
しれないな。
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